【人気ネックレス】▼プチモダンををもっと楽しむ!▼
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現代ではその目的を"美"とされているネックレス。
しかし、ネックレスの歴史が始まったとき、その目的はもっぱら"魔除け"でした。
古代では、ネックレスをはじめジュエリーは、邪気や病気などから身を守ったり、豊作を願うためものとして身につけられていました。
人々の願いが具体的な形になったものがネックレスだったということですね。
今回紹介するコレクション"プチモダン"は、現代的な"美"の要素を持ち合わせながらもその奥深さを感じることができるものになっています。
デザインごとにそれぞれ意味を持っており、その中に願いを意味するデザインのネックレスも見受けられます。
プレイングハンドプチネックレス。
両手を合わせたデザインのこのネックレスは、ドイツを代表する画家アルブレヒト・デューラーが1508年に描いた「祈る手」がモチーフになっています。
「祈る手」にまつわる逸話を紹介しましょう。
デューラーの親友ハンスは彼のために画家になる夢を犠牲にして、過酷な労働をすることでデューラーを有名な画家に仕立て上げました。
友人の夢を犠牲にしてしまったことに罪悪感を覚えるデューラーはハンスのもとを訪れます。そこでデューラーは自分のために神に祈りを捧げるハンスを見つけます。
力仕事で曲がりきった手を合わせ神に祈る姿を見たデューラーは感銘を受け、それを描くことにしました。
そうして出来上がった作品が「祈る手」だったといわれています。
「祈る手」をモチーフにした、プレイングハンドプチネックレスはまさに、人の願いがシンボル化されたネックレスであるといえるでしょう。
このように、プチモダンのデザインにはそれぞれの意味があり、その"意味"を身に着けることがネックレスをつける醍醐味のひとつともいえるのでは、と思います。
もちろんネックレスの楽しみ方は十人十色ですが、ネックレスのデザインがどういった意味を持つかを知るというのも素敵なことですよね。