印台リングが持つ意味とは？

今回ご紹介するのは印台リング。リング上部が平らになっているのが特徴的なリングですが、実はジュエリーの中でも特に深い歴史を持っているんです！

歴史をたどると、約5000年前のエジプトではすでに印台リングは存在したと言われています。
昔から王族や貴族などの権力者が家の紋章を刻印し、封蠟に押し付け型押ししたり、書物に捺印するのに使用されていました。
つまり、印台リングは身分証明という役割を持っていたのです。

そのため、印台リングはファッションアイテムというよりかは権威や権力の象徴として捉えられており、リングの中でも特にクラシカルな意味合いを持つものとされていました。
実際、今でもイギリスの上流階級の人々は自らの社会的地位を表す印台リングをつけており、一部では昔ながらの身分証明的な意味で印台リングを身に着けている習慣も残っています。

今だから着ける印台リング

このように、歴史の深い印台リングですが、この指輪が持つ意味はその歴史の中で大きく変化しました。
もとは所有者の権威や権力を象徴するものでしたが、今はそういった意味を持たずファッションアイテムの一つとして支持され、印台の刻印もブランドのロゴやシンプルなアイコンが多く、よりユニバーサルなデザインのものが増えてきました。
さらに、印台に刻印のない印台リングも多く存在し、そのデザインのシンプルさから様々なコーディネートに合わせることができるため、トレンドとして多くの人に受け入れられています。

また、歴史的背景から考えてもみても、刻印のない印台リングは、権威や権力といったパワーからの“自由“を象徴しているとも考えられるのではないでしょうか。
今や世界では、社会的地位だけでなく、それぞれが持つ個性や能力が大切にされてきています。
紋章が刻印されていない印台リングは、社会的地位に縛られない新しい時代を象徴するものとして捉えることもできるのでは、と思います。

従来のような繊細な彫刻が入った印台リングは、クラシカルで厳格な印象がありそれはそれで良いのですが、今回ご紹介するライオンハートの印台リングは現代的なカジュアルで誰がつけてもクールなリングになっています。
また、印台部分に刻印がない「ブリージングタイム」コレクションは特に着け心地にこだわっており、他のどのブランドの印台リングより快適に着用できるので、かなりおすすめです！！

長い歴史を持ちながらも、現代でも多くの支持を集める印台リング。
今回、ライオンハートのコレクションの中から６つのアイテムをピックアップしてみたので是非チェックしてみてください！！