三度目にして初となるLION HEARTとSunKuのコラボレーション。
今回は両ブランドにコラボ・ファッション・今後の展開3つの軸でインタビューしました。
どういった部分に拘りをもって作られたか等、製作秘話満載です。
LION HEART(ライオンハート)
1996年から続くドメスティックブランド。
ブランドコンセプトは『常に変化を恐れず 新たな価値観をシェアし続ける アクセサリーブランド。』
SunKu(サンク)
2011年ブランド設立 人・物・自然 自身に関わる全ての事象や事柄に対して感謝を忘れない様、
ブランド名を「ありがとう」=「Thank You」・・・39 とする。
目次
インタビュー前の会話
-今回も色々なバリエーションがありますけど、中でもこの民族的なテイスト可愛いですよね!
SunKu高橋(以下、高橋):うちでも人気で、結構出てますよ。
LION HEART川瀬(以下、川瀬):ヒッピースタイルの人気じわじわ来てますよね。
コラボについて
-今年でLION HEARTとSunkuの取り組みは3回目ですね。
川瀬:今年はライオンハートとしてLEO・POLYGON・SSSの三部作(T.H.Rコレクション)をリリースし、ブランドの世界観が全面にでました。ライオンハートとコラボについて高橋さんはどう思いますか?
高橋:正直意外な感じです。アクセサリーブランドとアクセサリーブランドですし、技術的には作れてしまったりするじゃないですか。
川瀬:ライオンハートには無い世界観をSunKuが持っていて、一緒に何か作りたいって思ったのがキッカケでしたね。
高橋:凄くありがたいお話です。LION HEARTは本当長い歴史あるブランドですし。
川瀬:今までは別注という形でお取組みしていましたが3回目にして“コラボ”が実現しました。T.H.Rコレクションを表現して頂いてどう思いましたか?
高橋:もともとはアイコンとなる何かを使って表現できればわかりやすいし、一番良いんじゃないかと思ってたんですよ。LEOでコラボを表現できたことで今後はもっと色々できるなと。
川瀬:LION HEARTではHOWLというアイコニックなデザインがあるんですけど、やっぱりいかつい感じがするので可愛い何かが出来ないかなってずっと悩んでたんですよ。それで出来上がったのがLEOでした。
高橋:このLEOを象ったビーズは始め球状にしようかなと思ってたんですけど、潰してみました。着けやすくなったし、デザイン的にもおさまりが良くなったと思います。
東京のファッションについて
-東京のファッションについてお二人はどう思っていますか?
高橋:音楽で言うミクスチャーみたいになんでもアリって印象です。昔ってインターネットが無いからテレビ・雑誌・映画から「良い」って思ったのを一生懸命探してましたけど、今の時代は何でも調べられるから“より”多様的な感じがします。
川瀬:東京以外の場所から見ると独特な感じするんですかね?
高橋:東京は特別なんでも揃ってますから、そういった意味で独特なのかも。車で30分~1時間かけて出かけると何でも買えてしまいます。
川瀬:こないだ渋谷・中目黒・代官山・新宿を歩いてまわってたんですけど、駅によっても毛色が全然ちがいますよね。
高橋:そうですね、東京のファッションの様に多様性を意識したブランドでありたいなと常に思ってます。
-SunKuのアクセサリーはどういったファッションに合わせたらいいですか?
高橋:SunKuを始めたころはオシャレなアメカジスタイルに合わせて欲しいって思いましたけど、今はそんなことないです。色々な方が好きなスタイルで着けてくれたら良いなと思ってます。
川瀬:最近は重ね着けではなく、シングルが流行ってるんですか?
高橋:いえ、じつは去年くらいから海外のショーなんかでブレスレットの重ね着けが目立ってたんですよ。ジャラジャラ着けるスタイルはこれから増えてくるんじゃないかなと思ってます。
川瀬:メタル系とビーズ合わせたりすると格好いいですよね。
コロナウィルスについて
-世界的に猛威を振るっているコロナはアパレルに対しても深刻な問題ですよね。どういった影響や変化がありましたか?
川瀬:コロナ前からやろうって思ってたことが出来なくなってしまい、LION HEARTはいくつか企画を断念しました。
高橋:そうですよね、SunKuも同じくです。単純に今まで通りのやり方が通用しなくなりました。今後は様々な部分をブラッシュアップしていきながら適応していきます。
川瀬:(モノづくり的に)メッセージ的な部分でうたったりしますか?
高橋:今まではテーマを決めずにやってきましたが今後は新しくチャレンジしますよ。ビーズだけではなくメタルを増やすとか、ブランドもののターコイズとか素材面でも新しい事やりたいかな。
川瀬:それはメンズが絶対好きなテイストですね。
高橋:1点モノはどんどん増やしていきたいし、自分で手掛ける彫金も今後強化したいです。
川瀬:LION HEARTは暗い状況を照らせる様な、一歩づつ変わっていこうというメッセージ性がこめられた新作SSSを発売しました。SunKuは今後どの様な展開をしていきますか?
高橋:生活必需品ではないのでアクセサリーって最後に買われるモノですよね。だからこそSunKuらしく、他にないスペシャルなものを作って発信していくかな。
川瀬:家で着けられるようなライフスタイル/リラックスみたいなテーマはどうですか?
高橋:(コロナの心配なく)おでかけする際に「絶対着けていきたい」って思って頂けるモノを作ります。
川瀬:早くもと通りの日常に戻ったら良いですよね。来年も面白い企画をやりましょう!
撮影・文:藤原 勇気(LION HEART)
撮影協力:PR OFFICE 株式会社ハンドイントゥリー
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