ピアスを開ける準備をしよう!初心者さん向けにピアスの開け方をアクセサリーブランドLHME(エルエイチエムイー)が徹底解説!
2023.01.10

はじめに
ピアスを開けたい!でもいろいろと不安…
と困っている方へ!
身近なアクセサリーとして親しまれるピアスですが、開ける時の痛みや金属アレルギー等の皮膚トラブルは不安ですよね。
また、ファーストピアスを外すタイミングやケアの方法、安全なピアスの素材選び等、わからないことだらけで結局断念してしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ピアスを開ける前にチェックしてもらいたい基本のポイントと、具体的な開け方までをまとめました!
項目別に読むことができるので、気になる段落をタップして読み進めてください!
それでは、安心してピアスを開けられるよう一緒に準備しましょう!
ピアスを開ける前に
ピアスをあける時期
□ピアスはいつ開けるべき?
ピアスは冬に開けた方がいい、って聞いたことありませんか?
その理由は、金属アレルギーの要因の一つが「汗」だからなのです!
金属が汗などに溶け込み、肌にしみこんでいくことによってそれを体が異物であると認識し、過剰反応することで金属アレルギーが起こります。
このように夏より冬の方が好まれる理由は、汗をかきにくく衛生面でより安全といえるからです。
なので、金属アレルギーが心配な方は汗をかきにくい時期に開けるのがおすすめです!
金属アレルギーにいついてもっと詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください!
▽詳しくはこちら▽
【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!
□学生さんは気を付けて!
実はピアスを開けてからすぐにピアスを付け替えたり、外したりできるわけではないんです。
ピアスホールが閉じないように安定させるために、最低でも1カ月はファーストピアスをつけっぱなしにする必要があります…!
なので、校則等でピアスが禁止されている場合は長期休みを利用するなど工夫して、ピアスをつけっぱなしにできる期間を少しでも長く確保してください!
ファーストピアスの選び方
ファーストピアスは穴の安定のためにとても重要で、粗悪なものを使うと金属アレルギーや化膿を起こしてしまう危険があります。
しっかり知識を得て安心できるファーストピアスを選びましょう!
□そもそもファーストピアスとは?
ファーストピアスとは、ピアスを開けてはじめに装着し、ピアスホールが完成するまでつけるピアスのことです。
通常より軸が太くなっており、他のピアスが十分通るようピアスホールを作っていきます。
ピアスをあけた直後は皮膚が治癒しようとして穴がふさがりやすくなるので、外さずにつけたまま過ごすことになります。
だからこそ皮膚トラブルのリスクが少ない素材や形状が重要になってきます!
□ファーストピアスを選ぶ基準
自分で開ける場合は特に、ファーストピアスの素材選びには気をつけてください!
ファーストピアスは穴の安定のためにとても重要で、粗悪なものを使うと金属アレルギーや化膿を起こしてしまう危険があります。
そこで、素材選びの基準を以下にまとめました!
□素材 → サージカルステンレス、純チタン、チタン合金
ステンレスはメスやハサミなどの医療器具・チタンは人体に埋め込む器具としても使われているため安全性が高い素材といわれています。
※ニッケル・コバルト・クロムはNG
□太さ → 16G(1.2mm)
細い軸だと他のピアスが通らない恐れがあるため、16Gを中心に選びます。
□長さ → 8mm以上
耳たぶを圧迫せず、腫れた時に余裕がある長さとして8mm以上を選びましょう。
□タイプ → ボールピアス
なるべく引っ掛かりにくいデザインとして定番のボールピアスがおすすめです。
埋まってしまうといけないので、ヘッドは大きめのものを選びましょう。
ピアスの位置の目安(耳たぶの場合)
ピアスは一度開けると綺麗に塞ぐことができないので、開ける箇所をきちんと決めておくことが大切です。
一番オーソドックスな位置で、開ける時の痛みも少ないため初心者さんにはまずは耳たぶがおすすめです。
耳たぶに開ける場合のベストな位置を以下にまとめました!
□1つあける場合
耳たぶ中央より少し下(下端から5mm以上離す)
※耳たぶの下端ギリギリはNG!重いピアスを付けたとき耐えられない可能性があります、、
□2つ以上あける予定の場合
はじめは中央より少し内側(※中央にあけると2つ目以降がバランスを取りづらくなります、、)
ふたつめ以降は穴と穴の間隔を1㎝程度あけ、少し斜めの位置に並べるときれいに見えます!
開ける時の痛み
まず前提として、ピアスを開ける時の痛みには個人差があります!
が、ピアスを開けたいけど痛みが心配で勇気が出ない…という方は少なくないと思います。
実際、筆者の私は20代になった今でも予防接種の時には半泣きになるほど、痛いのが超苦手です。
そんな私でも痛みを乗り越えて今は色んなピアスを楽しんでいるので、一緒に不安を乗り切ってオシャレを楽しみましょう!
痛いのは平気!怖くない!という方はさらっと読み飛ばしてくださいね!
□どんな痛みがある?
実際にどんな痛みがあるのか、よく聞く声をあつめてみました。
・開ける時に一瞬痛みが走る
・軽く注射をした感じ
・耳たぶが熱く感じる
・開けた後にジンジンと痛む
・軟骨にピアスを開ける時は痛い
などなど、開ける瞬間と意外にも「開けた後」にジンジン痛みが残るという感想も多いようです。
私も痛みを感じやすいタイプなので、開けた瞬間よりも開けてから熱く感じたり、ジンジンとした痛みがあったりしました。
でも、ものによってはイヤリングをずっとつけていたら挟んだ部分がすごく痛くなる時ありませんか?
そっちの方が断然痛かったので、ピアスの痛みは失神するほど痛い!みたいなことはないようです!
□痛みを和らげる方法
・睡眠をしっかりとり、天気と体調の良い日に開ける
お金をかけない最も簡単な方法がこれ!
ホルモンバランスが整っていると痛みを感じにくいです。
・市販の痛み止めを飲む
ロキソニン・イブプロフェン・タイレノール等
※市販薬を使用する際は、薬剤師の方に相談してください。
・病院で麻酔を使って開ける
イメージがないかもしれませんが、ピアスは皮膚科・整形外科・美容皮膚科・美容外科等の病院で開けることができます。
別途料金がかかってしまいますが、病院では麻酔をした状態でピアスを開けてもらえるところもあります!
どうしても痛みが苦手な方は、お近くの病院で麻酔がうてる場所を調べてみてください!
・ケアをしっかりする
開けた後に痛みを伴う化膿が起こった場合は、放置せずケアをしましょう!
シャワーできれいに膿を洗い流し、清潔なガーゼやティッシュでふき取ってください。
消毒液は膿んだ時に使うと傷の修復に必要な菌まで殺菌し、むしろ治りを遅くしてしまうため使用しないでください!!
ピアスの開け方
開ける前のポイントを学んだところで、次はいよいよ開け方をみていきましょう!
主に病院・ピアススタジオ・自分であけるの3つの開け方があります。
それぞれのメリットやデメリットをまとめているので、自分に合った開け方を選んでみてください!
病院で開ける場合
ピアスを開けられる病院は主に皮膚科・耳鼻咽喉科・美容外科等です。
上記の中でもピアスを扱っていない病院もあるため、事前に調べてから予約してください。
病院では医師の方が医療行為としてピアスを開けてくれるため、消毒や後のケアが徹底しています。
□メリット:安全性
病院では消毒や開けた後の肌トラブル等に対応してくれるので、衛生面・安全面が心配な方は病院で開けるのがおすすめです。
□デメリット:コストがかかる
病院でピアスを開ける場合、5,000円前後の費用がかかります。
ピアススタジオで開ける場合
ピアススタジオは軟骨部分や鼻・口・へそ等病院では対応できない箇所にもピアスを開けられるショップです。
価格はショップによって異なるため事前確認が必要です。
□メリット:コスパが良い
ピアススタジオは病院よりもリーズナブルな価格で開けてもらえる場合が多いようです。
ピアス開けに慣れた専門スタッフに開けてもらえるので、自分で開けて失敗したくない!という方は一度調べてみてください!
□デメリット:医療ではない
ピアススタジオでは医師免許がないスタッフが担当する可能性もあります。
もちろんピアッシングに関する知識や経験は豊富かと思いますが、安全性が気になる方にはピアススタジオより病院をおすすめします。
自分で開ける場合
自分であけるには「ピアッサー」と「ニードル」の2通りの方法がありますが、初心者の方には扱いやすいピアッサーがおすすめです。
ピアッサーは2,000円前後と値段が安く、穴をあけるとそのままファーストピアスがセットされるものが多いため、使いやすいというメリットがあります。
自分のペースで開けることができますが、準備するものや器具の使い方はきちんと学んでから開けましょう!
失敗すると綺麗に塞ぐことはできないので、慎重に開けてくださいね!
□ピアッサーの使い方
準備するもの
・ピアッサー
・マーキングペン
・ファーストピアス(ピアッサーに付属している場合が多い)
・消毒液
・コットンや綿棒
・鏡(2つあれば便利)
手順
1.手と耳たぶを石鹸で洗い、消毒する
2.穴をあける位置にペンで印をつける
3.机等に肘をつき、手の位置を安定させ、ピアッサーを耳たぶに挟む
4.鏡を見ながら印をつけた位置にファーストピアスの針の先端を垂直に合わせる
5.位置と角度を確認したらピアッサーを握って一気に押し切り、貫通させる
6.ファーストピアスのキャッチが貼りに刺さったかどうか確認し、ピアッサーを耳から外す
よくある失敗例
・裏面をぴったりつけていなかった
・手がぶれてしまった
・最後まで押し切らなかった、力が足りなかった
□メリット:コストが低い
病院やスタジオで開けるにはどうしてもコストがかかってしまうので、安く抑えたい方にはおすすめです。
慣れている方や自分で落ち着いて開けたい方はピアッサーで開けるのが一番お手軽かとおもいます。
□デメリット:失敗するかも?
自分で開けると思った位置に開けられなかったり、穴の向きが斜めになってしまったりと予想外なこともあります。
またピアッサーがうまく刺さっていなかったり、うまく取れなかったりすると痛みや出血が起こる可能性があります。
手や器具の消毒を怠ってしまうと傷から菌が入ってしまう可能性もあるため、衛生面での心配もありますね。
自分に合った方法で!
解説したように安全性をとるか、コストを取るかで開け方が変わってくるかと思います!
とにかく不安な方は病院であけてもらうのが一番オススメです!
料金等を調べて、自分に合った開け方でピアスを開けてみてください!
ピアスを開けた後
ピアスを開けた当日の注意点
ピアスを開けた直後のピアスホールはデリケートになっているので、扱いに注意が必要です!
以下に注意すべき点をまとめました!
・半日は穴付近を触らない、動かさない
・消毒液を使い過ぎない(1日1回まで)
・耳たぶはシャワーだけ、石鹸等がつかないようにする
・耳たぶを浴槽につけない
・衣服等のひっかかりに注意する
ピアスホールのケアの方法
ファーストピアスと耳たぶの間には、汗や汚れが溜まりやすくニオイの原因にもなります。
早く穴を安定させるためにも、ピアスホールは清潔に保たなければいけません。
毎日のケアはピアスを付けたまま、お風呂で簡単にできます。
体や顔を洗う際に低刺激な石鹸や洗顔料をしっかり泡立て、なるべくピアスに触れず優しく洗ってください。
洗い残しは菌の繁殖に繋がるので、お湯でしっかりと石鹸を洗い流してください。
※消毒液は刺激が強いためつけすぎると傷の治りが遅くなり、かえって逆効果になる可能性があるので多くても1日1回にしましょう。
やりがちなNG行為
・樹脂の透明ピアスをつけっぱなしにする
雑菌や炎症を発生させたり、皮膚との癒着する可能性があります。
・ピアスホール周辺を触る
指には雑菌がついているため、化膿や痛みの原因になることがあります。
・海やプール、銭湯へ行く
ピアスを開けた直後は雑菌が多い水に耳を浸けるのを避けましょう!
ファーストピアスをつける期間
冒頭でもちらっと書きましたが、ファーストピアスは最低でも1カ月はつけっぱなしにする必要があります!
ピアスを開けた直後の穴は傷の状態になっており、皮膚はこの傷を治して新しい皮膚を作ろうとします。
ファーストピアスはその傷が治り、穴の皮膚が安定したら外せるようになります。
ピアスをつけっぱなしにできる期間を十分に確保してから開けましょうね!
※皮膚の治癒力には個人差があるので、この1カ月という期間も目安です。
さあ、ピアスを開けよう!
最後までご覧いただきありがとうございます!
今回はピアスを開ける際の注意点をご紹介しました。
安全にピアスを開けてオシャレを楽しんでください!
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