【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

2021.04.09

はじめに

お洒落を楽しみたくて洋服はこだわりを持って揃えてみた!

あとは、アクセサリーを買ってもっと着飾りたい!!

でも、金属アレルギー持ちだから、、、無理かも、、、

と諦めかけている方、いらっしゃいませんか?

実は、アクセサリーの中でも金属アレルギー対応のものはいくつかあります!

その中でも、リーズナブルでタフなアクセサリー素材「サージカルステンレス」はご存じでしょうか。

今回は金属アレルギーの方におすすめのサージカルステンレスアクセサリーをご紹介いたします!

金属アレルギーが発症する原因

金属アレルギーは、汗などの水分に反応し金属がイオン化し、人が持っているタンパク質と結合することで、アレルゲンとなるタンパク質へと変質させることが原因となって起こるもの。

つまり、金属が汗などに溶け込み、肌にしみこんでいくことによってそれを体が異物であると認識し、過剰反応することで金属アレルギーが起こります。

金属アレルギーの原因|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

そのため、金属アレルギーを防ぐにはイオン化しにくい素材を選んだり、病院でパッチテスト診断を行い、金属アレルギーを起こしている金属を身につけないようにする事が大切です。

 

サージカルステンレスとは

サージカルステンレスはステンレスの中でも腐食しにくい素材で、医療用のメスやハサミなどにも使われている素材です。

サージカルステンレスJIS規格(日本産業規格)に従い、316L(SUS316L)と表記されます。アクセサリーには基本、素材の刻印がなされていますが、316Lと打ち込まれているものが、サージカルステンレスということになります。

JIS規格に従い、以下のような構成条件をクリアしたものがサージカルステンレスとされています。

C炭素

0.03 以下

Siケイ素

1.00 以下

Mnマンガン

2.00 以下

Pリン

0.045 以下

S硫黄

0.03 以下

Niニッケル

12.00 〜 15.00

Crクロム

16.00 〜 18.00

Moモリブデン

2.00 〜 3.00

Fe鉄

残り

サージカルステンレスはいわゆる俗称で、正式に使われる言葉ではありません。私たちがサージカルステンレスと呼んでいるステンレスはいくつか種類はありますが、その中でもアクセサリーに使われているのはほとんどが316Lです。

サージカルステンレスは金属アレルギーを起こしにくい

サージカルステンレスの特徴

ステンレスは正式にはステンレス鋼と呼ばれる金属で、英語で表記すると「stainless steel」

つまり、錆びない(stainless)鋼鉄(steel)です。

鉄を元に炭素を混ぜたものをスチールと呼びますが、その中でも耐久性を持たせるためさらにクロムを混ぜ込んだものがステンレススチールです。

下の図を見ていただけますと何となくわかっていただけるのではないでしょうか。

 

ステンレスとは|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

 

ステンレスは含有物質によってさまざまな種類があり、その中の一つがサージカルステンレスと呼ばれています。

サージカルステンレスは他のステンレスより耐食性が格段にグレードアップされていて、より錆びにくい(イオン化しにくい)素材になっています。

金属アレルギーを起こしにくいのはイオン化しにくいから

なぜサージカルステンレスがイオン化しないのか、それはステンレスが持つ「不導体皮膜」のおかげです。

不動態皮膜というのはステンレスの表面で自動的に生成されるバリアです。

ステンレスに含まれるクロムと空気中の酸素が反応し、ステンレスの表面に薄い膜を張ります。その膜がステンレスを汗などの水分による腐食から守る働きをしているのです。

そして、この不導体皮膜はもしステンレスの表面に傷がついたとしても、再びクロムと空気中の酸素が再び反応し、再生されます。

不導体被膜のおかげで、汗などの水分と反応をほとんど起こさないため、金属アレルギーの原因となる金属イオンを発生を抑えることができるのです。

ステンレスの不導体被膜|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

 

※サージカルステンレスはほとんどの方が金属アレルギーを起こしませんが、100%起こらないとは限りませんのでご了承ください。

サージカルステンレスを使ったアクセサリー

LHME【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

LHMEはステンレスアクセサリーを取り扱うブランド。どんなスタイルにも自然にフィットするジェンダーレスなデザインのアイテムが多く、
今のトレンドに合わせたアクセサリーを、手頃な価格でシーズンごとに楽しんでいただけます。

 

ブレスレット

ブレスレット|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

LHMEの定番アイテム、ブレスレット。

適度なボリューム感でデザインが豊富にあるので、おすすめ。

サージカルステンレスならではのタフさが非常と相性がよく、気軽にデイリーユースできるアイテム。

Tバー機構なので着脱が容易で、日常によく馴染むデザイン。

しっかりと存在感があり、オールシーズン使っていただけるアイテムで、いつものコーディネートに一つのスパイスとして取り入れていただくと良いでしょう。

ブレスレット一覧

ネックレス

チェーンネックレス|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

ちょうどいい存在感を放つチェーンネックレス。

適度にシンプルなデザインなので重ね付けしてみたり、トレンドに合わせてコーディネートしていただけます。

 

チェーンネックレスをどうつけたらいいのかお悩みの方は▼こちらの記事▼で解説しておりますので是非ご覧ください!

ネックレスチェーンの選び方&着け方のコツを徹底解説‼

また、チェーンネックレスはストリート感のあるさりげないペアネックレスとしてもいいかもしれませんね。

ネックレス一覧

リング

リング(指輪)|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

シンプルだがいい具合に個性のあるリング。

小ぶりでさりげなく着けていただけるものから、しっかりボリューム感のあるものまで揃っています。

ある程度サイズ調整もできるのが嬉しい。

 

リーズナブルな価格で展開されていますので、親和性の高いリングをいくつか揃えて着けるのもいいかもしれません!

シンプルで高見えするプチプラリングを紹介‼

 

リング一覧

ピアス

垂れ下がるピアス|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

チェーンが垂れ下がったデザインのピアス。

歩いたりすると揺れて顔周りに動きが出ます。

気取りすぎない華やかさが秀逸です。

 

また、チェーンを外してシンプルなフープピアスとしても使っていただけるので、飽きが来ない嬉しさもあります。

ピアス一覧

イヤーカフ

イヤーカフ|【解説】金属アレルギーはなぜ起こるのか?アレルギー対応のおすすめのステンレス(316L)アクセサリーをご紹介!

ピアスホールが空いていない!という方も金属アレルギーの方には多いのではないでしょうか?

イヤーカフであれば、ピアスホールを空けることなく手軽に耳元のお洒落を楽しむことができます。

着脱も簡単で、非常に取り入れやすいファッションアイテムです!

重ね付けや、ピアスホールが開いている方だとピアスと組み合わせて着けていただくのもいいですね!

 

ピアス一覧

まとめ

いかがでしょうか。金属アレルギーの原因や、サージカルステンレスが金属アレルギーを誘発する可能性が極めて低いということがわかっていただけたかと思います。

今まで金属アレルギーを持っているとアクセサリーを着けることができない!とつらい思いをしてきた方もいらっしゃるでしょう。

サージカルステンレス(316L)のアクセサリーは肌に優しく、タフで美しい、デイリーユースにもってこいのアイテムと言えます。

金属アレルギーでお悩みの方、金属アレルギーに苦しめられている方、サージカルステンレスのアクセサリーをご検討ください!

気兼ねなくアクセサリーを楽しめる日が近いかもしれません!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT この記事を書いた人

佐々木 大輔

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