LIVING

2021.08.18

FASHION

LIVING with LIONHEART #5『HOWL×深夜のひとり時間』

——暮らしのなかの、ふとした瞬間。 そばに“お気に入り”がある、よろこび。—— リモートワークなど、家で過ごす時間も多くなったけれど、日常のふとした瞬間にもアクセサリーがあることで、少し気分が上がる。その1場面ごとに、ライオンハートのアイテムがある喜びをイラストとショートストーリーで描きます。

——暮らしのなかの、ふとした瞬間。 そばに“お気に入り”がある、よろこび。—— リモートワークなど、家で過ごす時間も多くなったけれど、日常のふとした瞬間にもアクセサリーがあることで、少し気分が上がる。その1場面ごとに、ライオンハートのアイテムがある喜びをイラストとショートストーリーで描きます。

SHARE

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

 

HOWL×深夜のひとり時間

 

金曜の24時をまわると、スマホの通知をオフし、パソコンもテレビも見ない。

とにかく、あらゆる通信をシャットアウトすると決めている。

 

初めてHOWLのネックレスを買ったのは、二〇歳のとき。

周囲には、成人の記念に一生モノを買ったんだなんて話したが、

ほんとうのきっかけは、店頭での一目惚れだった。

 

それまでアクセサリーなんて買ったことがなかったのに、

あのライオンのモチーフが忘れられなくて、めちゃくちゃバイトして買った。

あまりに嬉しくて、風呂以外はずっとつけてたな。

それから、同じコレクションのほかのアイテムも少しずつ集めていった。

リング、ブレスレット、ピアス……。

新作を買うために、とにかく働いた。

後にも先にも、何かに対してこんなに熱心になることはないだろう。

 

毎週金曜日のこの時間のために、1週間働いていると言っても過言ではないくらい、

自分にとっては大切な、ひとりの、いやコイツらと向き合う時間だ。

HOWLのアクセサリーは、ライオンの横顔やキバ、タテガミなどをモチーフとしているが、たくましい強さに惹かれた出逢いのときから、今ではどこか親しい友人のような気持ちでいる。

 

アクセサリーは、ほかのブランドのものも含めて結構持っている。

初めてのネックレスを手にして以降、様々なアイテムを集めてきたのだ。

でも、やはり初めて買ったアイテムは特別なものがあり、

結局は、ハウルのアクセサリーばかりつけてしまう自分がいる。

もはや、相棒と言っていい。

 

今夜も、コイツらを磨き上げる。

 

ともに過ごして、かれこれ20年ほど。無数の小傷も愛おしく、使い込むほどに、味わい深くなっていく。

気のせいかもしれないが、リングはますます自分の指にフィットしてきた気がする。

 

コイツらを磨くためだけの静かな時間を、今夜も堪能する。

 

 

Illustration kameya

Story Tomoko Kato

Edit Sachiko Nambu

 

 

Accessories in the story

HOWL collection

“ライオンの勇敢さと気高さ”を表現した、“獅子”の咆哮を意味する『HOWL』。幅広い年代に愛され続けている、ライオンハートを代表するコレクションです。“勇敢さ”と“気高さ”を持つハウルは、モチーフに込められた意味・デザイン性の高さ・時代に合わせた様々な表現で20年以上にわたり多くの人々を魅了してきました。最新作では“希望”の想いを込めたスターモチーフを採用し、現代を生きる人々にひとすじの希望を与えたいというコンセプトで展開しています。


今回のイラストとショートストーリーに登場したアイテムは、ハウルが誕生して間もないころから今も変わらず販売している繊細な技術が光るクラシカルなネックレスやブレスレット。古き良きシルバーアクセサリーの重厚感を存分に感じられる逸品です。使い込んだからこその味わいや、シルバー素材の楽しみ方、日常でアクセサリーを扱う楽しさを感じていただけたらと思います。

 

INTERVIEW

ライターの名前が入ります

カメヤ/Kameya

2017年よりイラスト作品の発表を始める。
人、モノ、空気の持つ「個体差」を大切に、表現をしています。

ONLINE STORE LIMITED

RECOMMEND

  • アイテム
  • コレクション

© LION HEART STORE All Rights Reserved